ひとつとふたつ

作詞・作曲:monoKatsumi

 

僕の大切なものをひとつあげるよ

だから君のもちょうだい

なんていうと君は

僕の手をとり、笑ってふたつくれるの

だから僕は嬉しくなってまたおねだりするの。

 

もらったまんま返そうともせずに

僕はもらってばっか返せそうもないな。

 

僕にとってこの世界で大切なことは

僕ら同じ世界で生きていけるということ

僕にとって君にとって大切なことは

僕ら手をとり笑って生きていけるということ

 

もしも君じゃない誰かに出会ったとして

僕は今よりも上手に笑えるんだろうか

いつか君が僕のこと嫌いになっても

僕はきっと君のことを嫌いになんかなれないんだ

 

花が咲き散りまた芽を出すように

いつまでもこの想いは絶えることはないだろう

 

君がもしもこの世界に疲れてしまっても

僕が手をとり笑って離したりしないから

春の桜、夏の海も、秋も冬の凍えるような寒さも

ただ僕のそばにいて笑ってて欲しいんだ

 

「不安」はいつでも

「幸せ」と隣り合わせで

壊れてしまいそうなこの日々を

繋いで

 

わがままばっか

君のためだなんて嘘をついて

自分のことばっか

こんな僕でいいのかな

 

それでもきっと、ずっとこの先も何年先だってさ

言葉にはできないような日々を刻み歩いてこう

雨の夜も、風の夜も、君を守り温めていくよ

君の笑顔を守ること

結局僕のためなんだ

君と日々をつむいでこう

 

この先も何年先も